システムエンジニアとして働くやりがいには、何があるのでしょうか。もちろん人によってやりがいを感じるポイントは違いますが、ここでは多くのシステムエンジニアが感じる一般的なやりがいをいくつか取り上げます。
まず、高い収入が期待できることです。厚生労働省の調査によると、日本全体の平均年収が430万円ほどなのに対して、システムエンジニアは550万円ほどとなっています。日本全体の平均年収より120万円ほど高いので、それにやりがいを感じる人は少なくありません。
また、自身のクリエイティビティーを発揮しやすいことも、システムエンジニアがやりがいに感じやすい部分です。クライアントからの漠然とした依頼内容も、自身の創意工夫で明確な形にする必要があります。その過程で問われるのが、クリエイティビティーです。クライアントが納得するものを作り上げたときは、大きなやりがいが得られるでしょう。
自身の成長を感じやすいのも、システムエンジニアのやりがいです。システムエンジニアに限らず、IT系の職種は常に成長が求められます。成長を止めてしまうと時代遅れになってしまうため、常に自己研鑽していかなければなりません。それを苦痛に感じるのではなく、やりがいと感じられる人こそシステムエンジニアに向いています。
そして、自分の仕事が社会に貢献するものであると感じられることも、大きなやりがいです。たとえば官公庁やインフラにかかわる仕事で、クライアントが求めるものが仕上がったときのやりがいはひとしおではないでしょうか。